いきものの小窓『ちょうちょの越冬大作戦』
こんにちは。
ヒューマンブリッジ株式会社 福祉事業部のMです。
次の写真には「ちょうの幼虫」が写っていますが、おわかりになりますか?
えほん『はらぺこあおむし』ですっかりおなじみですが
卵から生まれたアオムシは、土曜日に爆食いしてお腹が痛くなったりしながら大きくなり
やがてサナギになって、チョウの姿を現しますよね。
本当のアオムシはもっとずっとストイックで、
アゲハチョウなら山椒、シジミチョウならカタバミ…
みたいにきまった植物だけ食べるのですが、それはまた別の話。
今回は「ちょうの越冬について」です。
卵、アオムシ、サナギ、チョウ
どの姿でちょうたちは寒い冬をやり過ごし、次世代に命をつないでいるか。
実は、ちょうの種類によってあらかじめ決まっています。
例えば、我が家で昨年夏にいろいろ飼育したアゲハチョウの仲間は
きまってサナギで冬を越します。
モンシロチョウもサナギ越冬です。
赤丸の中にいるのはモンシロチョウのサナギ。
12月末にこころ保育園の壁でサナギになっていました。
一方、ゴマダラチョウというちょうちょはアオムシで冬支度します。
木の上で食べていた葉が枯れて地面に落ちるころ
木の幹を下りて地表の落ち葉にくっつきます。
自分で吐いた糸で枯葉にしっかりと固定し、ただじっと春の来るのを待つのです。
さて、最初の写真にこのゴマダラチョウの幼虫がいますが、見つかりましたか?
答えはこちら。
エノキの木の下で見つけました。
枯葉に擬態しています。葉が緑色のときは、体の色も緑色です。
上の角2本ある方が頭、体長2㎝ほどの小さな芋虫です。
暖かくなるとまた木を登り、葉を食べて成長していきます。
もちろん卵やチョウで越冬する種類もいて
その多様さに驚かされます。
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