日日是好日『そうだ、京都へ行こう！』

北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。

Coke缶の貯金箱を掴むと、ずしりと重い。

中身は全て五百円硬貨だから結構な金額であろうことは容易に想像がつく。

では、何に使おうかと考えてみた。

老後の生活を考え貯蓄しようかとも思ったが、還暦を迎えると明日急にコロッと逝っても不思議ではないし、十中八九病院で死ぬことになるから、その時病室のベッドから空を眺めながら『元気なうちに旅行をしておけば良かった』と悔やむより『あの時のどこそこは綺麗だったな』と思える方がずっと病人として幸せだろうなどと考えていたら、京都へ行こうと思い立った。

じつは、半年ほど前にも京都へ桜を観に行ったが、コロナの影響もあって3年くらい『秋の京都』には行っていないという自分への畳みかけるような言い訳も次々に頭の中を駆け回るので、とりあえずホテルを押さえた。

秋の京都のメインは『紅葉』なのだが、これにも当たりはずれがあって、11月に晴れの日が続き、気温が高めだと干からびて茶色になってしまう。

前回の京都が実にこんな感じで、赤茶色に干からびた紅葉に浮かぶ清水の舞台を見て、ガッカリした。

以前、『十年に一度』という紅葉に当たったことがあって、地元でも新聞やTVで報道されていたので、どこへ行ってもスゴイ人出だった。

その時の印象が鮮明に焼き付いているので、普通の紅葉をみても感激が薄れてしまい、ここ最近は醍醐味を味わっていない。

紅葉狩りにいい条件と言うのは、急に冷え込みが厳しくなり、前日に軽く雨が降って、当日は薄曇りくらいがちょうど良い。

まあ、勝手な思い込みなのだが・・・・。