【4月の夜空】『北斗七星から春の星座探しを楽しんでみませんか？』

ヒューマンブリッジ株式会社神奈川営業所です！

私の大好きなオリオン座をはじめ冬の星座たちが早い時間に西に沈みはじめ、また暫くはお別れです。

変わりに東の空から春の星座が昇ってきましたよ。

春の星座の見つけ方ですが・・・

まず、北の空の北斗七星を目印にし、北斗七星のひしゃくの柄のカーブをそのまま伸ばしていくと、オレンジ色のうしかい座1等星アークトゥルス、さらに延せば白色のおとめ座1等星スピカが見つかります。北斗七星からアークトゥルス、スピカまで伸ばした曲線を『春の大曲線』と呼んでいます。

アークトゥルスから「ネクタイ」の星の並びがうしかい座。

スピカから「アルファベットのYの字」の星の並びがおとめ座です。

次に、アークトゥルス、スピカ、と三角形を作る明るい星を探すと、これが2等星のデネボラです。デネボラは「ししのしっぽ」という意味でここにはしし座があります。

デネボラの西を見ると、しし座の1等星レグルスが見つかります。

ここから「？マーク」を裏返したような星の並びがししの大鎌と呼ばれるししの頭から胸の部分になります。

この、アークトゥルス、スピカ、デネボラの三角形を『春の大三角』と呼んでいます。

春のプラネタリウムの定番ですから、皆さんも馴染みがあると思います。

春の大曲線をさらに延ばすと、小さな台形が目印のからす座を見つけることもできます。

星座早見盤を見ながら、星をつないで星座をつくってみるのも楽しいですよ～

国立天文台より

ちなみに星座早見盤やこの写真の星図は東西が逆になっています。なぜでしょうか～？。

答え：普通の地図は下を向きながら、星図は上を見ながら使うからです。

頭の上に持ってきて見たら妙に納得してしまいます。

この記事の筆者