日日是好日『大河ドラマ』

北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。

 

今年の大河は、蔦屋重三郎が主人公で、この人は浮世絵や出版物の版元である。

 

今、舞台は吉原なので、そーいう場所らしく華やかで艶やかではある。

 

だが、ちょっとスゴ過ぎないか?NHK

 

初回で女性の死体でうつ伏せとはいえ全身のヌードが出たし、32日の放送は僕的には子供にはちょっと見せられないぞ。

 

いい大人を通り越した僕には丁度よい?刺激だが、親目線で見ると、ありゃあダメだろ。

 

そもそも瀬川という花魁が鳥山検校に身請けされたのは事実であり、江戸中の評判となったが、蔦屋重三郎と恋仲だったなんて聞いたことはない。

 

歴史好きから言わせると、史実に忠実であってほしいと常々思っている。

 

だから、大河ドラマって、まあ、そーいうものだと思ってみるのがちょうどいい。

 

この先、喜多川歌麿や葛飾北斎などが登場するだろうし、東洲斎写楽も出て来るだろう。

 

ただ、歌麿や北斎は実在の人物であるが、東洲斎写楽に関しては存在が謎なのだ。

 

写楽の初期の作品は『大首絵』といって、役者の上半身がデフォルメされたものが中心であったが、次第に作風が変わり、後期には小さな全身絵となる。

 

この間、僅か10か月。

 

そして、写楽の作品は姿を消す。

 

したがって、写楽という人は何人かいて、写楽というネームを使った制作集団ではないかという説もある。

 

そもそも、写楽とは『しゃらくさい』から来ていて、『洒落たマネをする』とか『生意気だ』という意味で、また、遊女のことを『しゃら』と言い、素人娘が遊女のように着飾ってオシャレをすることを『しゃらくさい』とも言ったらしい。

 

へえ、蔦屋重三郎➡吉原➡遊女➡東洲斎写楽と何となく関連があるんだねえ。

 

ドラマの中で『謎の少年、唐丸(からまる)』というのが登場するが、僕は彼こそが後の『東洲斎写楽』ではないかと思っている。

 

その辺も今後のお楽しみというところか。

 

『おう、あんまり適当なことばかり書くんじゃねえ、この、べらぼうめ!』

 

そんな声が聞こえてきそう。

 

 

 

さあ、お仕事始めましょうか。


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