いきものの小窓『童謡「ちょうちょ」』

おはようございます。

ヒューマンブリッジ株式会社 福祉事業部のMです。

 

♪ちょうちょ ちょうちょ なのはにとまれ

春の定番、童謡「ちょうちょ」

歌詞を見てすぐメロディーが浮かんだ方ばかりでしょうか。

 

ふと「なのは」って何のことだろうと疑問に思ったので

ちょっと考察してみることにしました。

 

なのは は 菜の葉。

キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の葉でしょうか。

 

♪なのはに あいたら さくらにとまれ

 

と歌詞は続きます。

菜の葉 から 桜の花 へ?

葉っぱから花へ、なんですよね。

花から花へ、ではなく。

 

そして、この動揺でうたわれている蝶とは、恐らくモンシロチョウのこと。

 

モンシロチョウはアブラナ科の葉、特にキャベツの葉に小さな卵を何個も産み付けます。

 

とすると、歌詞の 菜の葉 はキャベツの葉を指し

産卵のため葉にとまる蝶を描写していると推察されます。

 

♪とまれよ あそべ あそべよ とまれ

 

成虫、蝶の姿で生きられる期間はモンシロチョウだと2週間ほど。

その間にパートナーを探し、子孫を残さなければなりません。

とても遊んでいる暇などなさそうです。

 

今まで何も考えず、春になればこの歌をうたい

娘も保育園でばっちり覚えて帰り、親子で元気よく歌っていました。

 

成虫となった蝶が次の世代へ命を繋ぐべく産卵し

あたたかな春の野を舞うのに必要なわずかな栄養を花から享受する。

ほんの短いフレーズの中でそんな姿を描いていると考えると

もっと大切にあたたかく歌おう、と思う春の日でした。

 

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