『100日後に死ぬワニ』と『100年カレンダー』
北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。
最近、『100日後に死ぬワニ』というのがちょっとした話題になっている。
手法としては『古典的』で、『生きるとは何かについてあらためて考えさせられる』なーんていうのが一般的な感想だろうと思っていたが、やっぱりその通りだった。
ただ、最終回と同時にというかタイミングよくコラボとかグッズなんかが出て来たものだから、最終回を観た後『こういうことか』と思った。
つまり、ステマ(ステルスマーケティング)じゃあないの?ということなのだけれど、これも昔からの手法だ。
ただ、この『ワニの漫画』を観ていたら、こんな話を思い出した。
『100年カレンダー』
誰の文章だったか忘れたが、新聞紙を開いたくらいの大きさに100年分の月日が記載されたカレンダーがあって、壁に貼ってしばらく眺めていたが、次第にやる気がなくなり憂鬱な気分になったらしい。
何故なら、この日付のどこかが自分の『人生最後の日』だからだ。
それに、『こうして眺めてみると、俺の人生なんてちっぽけなものだなあ』とも思ったらしい。
そして、このカレンダーは長くは販売されなかった。何故なら『自殺者』が出て・・・・。
というのが『オチ』だ。
自分の人生を思い知らされて自殺した人より、死を意識せずにのほほんと生きてきた『ワニ君』の方がずっと幸せだったに違いないと、最終回を観終えて少しセンチメンタルだった僕に言い聞かせる僕がいる。
こんなカレンダー、まさか売ってなどいないだろうと思ってさがしてみたら、『あった!』
しかも生まれた西暦(例えば、今年生まれた人は2020年)からスタートするという念の入ったものだ。
日本人男性の平均寿命が81.25歳らしいからこのカレンダーで見るなら僕の人生なんて随分と隅の方に近いぞ。
だったら、悔いが残らないように日々の仕事に精を出し、全力投球で充実した人生を送ろうなんて少しも思っていないから、僕の方が『ワニ君』よりずっと幸せに違いない。
さあ、お仕事始めましょうか。
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