日日是好日 ちょっと怖い話 『あるマンション』

北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。

最近はTVなどで見かけることはないが、以前、応援団をコンセプトにしたお笑いグループがあった。

 そのメンバーの一人が格安物件のマンションを見つけて住むことにした。

 そしてある夜、奇妙な夢を見る。

 ふと、目を覚ますと隣の部屋に明かりが点いていて、超大物俳優の『T』と超大物喜劇俳優の『A』と見覚えのある顔だが名前の出て来ない人気ものまね芸人が3人でマージャン卓を囲んでいる。

すると、その名前の出て来ないものまね芸人が手招きをするので、呼ばれるままに隣の部屋へ行き、4人でマージャンをした。

 翌朝、その隣室で目覚め、気付くと床の上に倒れるように寝ていて、変な夢を見たものだなあと思うが妙にリアリティがある。

 その話をグループのリーダーをはじめ仲間に話すと、夢に決まっているよ、夢遊病なんじゃないかと誰も相手にしてくれない。

 手招きをした男のことを思い出せないでいたある日、自動車で物損事故を起こし、警察へ連絡をする。

 すると、取り調べをした警官がこんなことを言う。

 『あなたも芸人さん?この辺、芸人さん多いよね。ほら、愛人に刺されて死んだ『S』さん、その刺した愛人のマンションも確かこの辺だったよね』

 そう言われてハッと気づいた。

 ど うしても思い出せなかった男は、ものまね芸人の『S』だ。一緒にマージャンをした超大物俳優の『T』も超大物喜劇俳優の『A』もその芸人のレパートリーだ。

 ものまね芸人『S』が愛人に殺された部屋こそ、格安で借りているその部屋だったのだ。

 愛人は、『S』を殺害後、入水自殺を図った。

 この話には後日談があって、応援団お笑いグループがあるショッピングモールのイベントに出演した際、奇妙な体験をしたメンバーが猿のマネをして植木に登り、落下して後頭部を強打し、病院に搬送されたが翌朝亡くなったという。

 ※注

この話は、二つの出来事を巧みに一つにまとめ、著名な怪談タレントがアレンジしたものであるが、二つの事件そのものは『実話』なので、実名は伏せました。

   さあ、お仕事始めましょうか。


当事業所は安心の長期雇用・高待遇をキーワードに、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンという家電製品のリサイクルを業務にしている会社です。
元気いっぱい中高年の方を中心とした活気ある職場です。共に頑張り若松エコタウンを盛り上げましょう

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