日日是好日 関門トンネル料金所にて

北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。

『関門国道トンネル』をよく利用する。

 ココは渋滞する。

 特に門司側など2車線の道路が料金所を過ぎると、上下一車線のトンネルになるし、料金所までに二つ交差点があり、平面で交差しているからいっそう混雑する。

 つまり、このトンネルを掘っていた頃には、まさか車社会というものがこれほど発達するなど想像できなかったに違いない。

 だったら、ETCを設置すればいいじゃないかという話もあるわけだが、設置できない理由がちゃ~んとあるようなのだ。

 スイスイと料金所を通ってしまうと目の前のトンネル入り口は一車線しかないし、しかも入り口から下りになっているから、スピードが出て危ないからね、ということらしい。

 したがって、あの料金所は車の流れを抑制し安全を保っているんだよ、ということなのだ。

 そもそもあのトンネルは瀬戸内海の西側の狭隘部、つまり『早鞆の瀬戸』の下に掘られている。

 ちなみに、早鞆の瀬戸、速吸の瀬戸、友ヶ島水道(由良瀬戸、中の瀬戸、加太瀬戸)、鳴門の瀬戸の内側の海だから『瀬戸内海』という。

 そんなことをあれこれ考えながら酷暑の中並んでいてもちっとも進まないし、料金所ゲートの向こうのトンネル入り口の壁面に描かれた間抜けなフグの顔などが目に入ると、何だかイライラしてくる。

 だが、料金を支払う段階になり、料金所のある一人の男性の対応につい感心してしまうことがある。

 『160円でございます』

 『ありがとうございます』

 『お気をつけて』

 トシの頃なら30代か。舌っ足らずで早口ではあるが的確に対応し、尚且つレシートを渡す時も身を乗り出して両手で渡す。

 どのくらいあのBOX内で時間従事しているのかは定かではないが、排気ガスを浴びながら酷暑の中、一台一台対応しているのかと思うと、スゴイなと感心してしまうのである。

 どんな人なのだろうと顔を見ることはないが、その声を覚えているくらいだから、僕にとってピカイチの対応の人なのだ。

 この人の対応に遭遇するたびに自分の日々の仕事も『かくありたい』と思っている。

 さあ、お仕事始めます。


当事業所は安心の長期雇用・高待遇をキーワードに、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンという家電製品のリサイクルを業務にしている会社です。
元気いっぱい中高年の方を中心とした活気ある職場です。共に頑張り若松エコタウンを盛り上げましょう

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