日日是好日 『清少納言さん』
北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。
雪が降って仕事が休みになった日にTVを観ていた。
CMが流れ、肩こりに悩む『清少納言』に『せいしょう・なごんさん』と言って薬を勧めていた。
ちょっと言わせてほしい。
彼女の名前は『せいしょう・なごん』ではなく『せい・しょうなごん』だ。
ちなみに本名は『清原諾子』だと言われ、『きよはら の なぎこ』と読む。
したがって、『清少納言』はいわゆるペンネームであり、由来は不明である。
説明が難しいので詳しくは書かないけれど、少納言とは朝廷の最高機関である『太政官』における位のひとつで、当時、ライバル関係にあった紫式部も『式部』という官位を使っていたから『わたしのほうが上なの!』と彼女が意識していたのかも知れない。
この世界最初の女性エッセイスト、読んでみると結構面白い。
例えば彼女が『情けないもの』として書いているのが以下。
聞いているこっちが恥ずかしくなるような悪口を遠慮なく言われた時よね。
アノ人が必ず来ると思って一晩中起きて待っていたのに、結局朝になってついウトウトしてしまいカラスの鳴き声で目を覚まし、気付いたら昼になっていたの。
思わず『いいね!』をあげたくなってしまう。
他にも『こんな男はキライだ』みたいなのもあって、朝になって帰る男性がキッチリと身支度を整えているのがおキライらしく、少しくらい身綺麗でない方が良く、彼女の言葉を借りると帰り際こそ心に残るらしい。
お見送りの際『次に会えるまでがもどかしいよ』なんて言われると思わず『キュン』とくるそうだが、薄暗い中そそくさと身支度をして『じゃあ、帰るから』なんて言われると実に味気ないのだそうだ。
清少納言といえば『枕草子』だが総じて『をかし』の文学と言い、『をかし』とは瞬間の感動のことで、今なら『エモい』といった感覚だろう。
『こんなことがあったの』とその時その時のカンゲキを書きまくった『平安のインスタ女子』。
こんな清少納言のことを紫式部は大嫌いだったらしく、あれほどエラそぶってる割にはバカで漢字を書かせたら間違いばっかり、と言いたいだけ発言しています。
さあ、お仕事始めましょうか。
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