日日是好日 『赤か? 青か?』
北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。
1200人の乗客を乗せた豪華客船ブリタニック号が荒天の大西洋を航行中、ブリタニック号を所有する船会社の重役宅に『ジャガーノート』を名乗る人物から脅迫電話がかかる。
ブリタニック号に爆弾を仕掛けた。50万ポンド支払わなければ、明日の夜明けに爆破させる。
船に確認を取った所、船内に見慣れぬドラム缶が7個あるという。
船会社の重役はすぐに現金を用意するよう通達を出すが、警察は犯人逮捕を主張する。
そこで、イギリス海軍爆発物処理班を飛行機から海上にパラシュートで降ろして乗船させ、爆弾解体と犯人逮捕を同時進行で行うことにした。
爆弾処理班隊長は『ファロン中佐』
だが、時限式爆弾はブービートラップの塊で、ついには隊員より解体失敗による死者も出て、ファロン中佐は解体を諦め、警察も渋々現金支払いに応じる。
その頃、警察は現金引き渡しに失敗。犯人ともコンタクトが取れなくなり、結局解体を継続することになった。
その方法は、まずファロン中佐が分解し、爆発しなければ次の隊員が同じ作業を順々に行いながら作業を継続していくという過酷なものだ。
解体作業継続中、ファロン中佐は気付く。
この種の爆弾は先の大戦で見たことがある。見えている部分は全てトラップで、本体は側面にある。
そして解体は進行し最後の起爆装置にまで行き着く。
だが、ここに最大の難関があった。
時限装置から赤と青2本配線が伸びており、1本は起爆措置に直結していて、切れば爆発を停止できるが、もう1本はトラップだ。
そのどちらか1本を切断しなければならない。
その時、警察の捜査の甲斐もあって犯人が逮捕される。
なんと犯人は、ファロン中佐の元上司であった爆弾処理班OBのバックランドだったのだ。
無線で交信する二人。
『ここまでの爆弾解体の手順はいいか?』
『問題ない』
『あんたにはいろいろと教わったが、ひとつだけ聞き忘れたことがある。俺は青のコードを切るつもりだが間違っていないか?』
『そうだ、青を切れ』
残り時間は1分を切り、ファロン中佐はニッパーを握る手を青のコードへと伸ばす。
そして・・・・。
この結末は書かないが、このような設定を『ワイヤージレンマ』といい、1974年のこの作品の後、いくつもの同じような演出の作品が登場した。
個人的に大好きなこの作品、まあ何度も観たけれど5月にブルーレイのリマスター版が再版されるらしい。
早速、予約しちゃったもんね。
さあ、お仕事始めましょうか。
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