日日是好日 京都の桜 『都は華のにぎわい』
北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。
桜が見たくなった。
ローテーションの都合で出勤は夜明け前、帰宅は深夜というのを週ごとに繰り返していると冬の間はどうしても沈んだ気持ちになる。
そこで、桜の開花に合わせ体内時計を調整させるべく京都へ行ってきた。
まず訪れたのが『二条城』である。
いつもなら鶯のさえずりが響く廊下を伝って、『大政奉還』が行われた広間や大きな一枚板の『欄間』を飽きずに眺めるのだが、今回は桜がメインなので早めに切り上げて庭園へと出た。
薄曇りの日差しは優しく、時折吹く風は梢を少し揺らすが花は散ることがなく、凛とした美しさに満ちていた。
地下鉄に乗り『京都御所』へと向かう。
今出川駅で降り、先ずは『猿が辻』。
猿が辻とは御所の塀の北東の角で、鬼門であるため軒下に木彫りの猿を祀り、敷地内にへこませて鬼門を避けている。
この猿、夜になると動き出して通行人に悪戯をするというということで、現在は金網で覆われている。
当時、御所の周辺には公家の屋敷が多々並んでいて、現在のように樹々が植えられた公園ではなかった。
文久3年5月20日(1863年7月5日)の夜、この辺りで尊王攘夷派の姉小路公知(あねのこうじ きんとも)という公家が帰宅途中に暗殺される。犯人は不明であり、この猿が唯一の『目撃者』なのかも知れない。
御所も東京へと移り公家たちもいなくなった今、魔除けの猿もお役御免なので自由にしてあげてもいいと思われるが、金網の本当の理由は『盗難防止のため』じゃないのかな。
誰かが『持ちサル』ことのないように。
さあ、お仕事始めましょうか。
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