北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。

先日、安倍元首相の国葬の際、友人代表として管前首相が読んだ弔辞の最後に山縣有朋が伊藤博文の葬儀の際に詠んだ歌が披露された。

 『語り合いて　尽くしし人は先立ちぬ　今より後の　世をいかにせむ』

 本当に議員会館1212号の机の上に山縣有朋の本があったのか定かではないが、同じ国葬が執り行われた伊藤や山縣と同列に安部元首相を加え、国葬にした意味と同じ長州の偉人と位置付けた。

 この弔辞、正直言って本当に菅前首相が想起したとは思っていないのだが、もしゴーストライターがいたとしたら、頭の切れる人がいるものだなと感心する。

 若い頃、伊藤博文と山縣有朋の2人は高杉晋作が創設した『奇兵隊』の同志であった。

 明治という時代をリードした二人は、さぞ息の合った手腕を発揮したと思われがちだが、その関係はギクシャクしていて、後の時代に大きな影響を残した。

菅さんが安倍さんと銀座で食べたという焼き鳥は場所柄、さぞ高かったものだろうと想像する。

 そのツケがいつの日か国民に回って来るようなことがなければいいなと国葬の日、コロナワクチン接種後の発熱に喘ぎながらテレビの前で思った。

さあ、お仕事始めましょうか。

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