日日是好日 『じゃんけん』
北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。
ふつう、じゃんけんで『グー』・『チョキ』・『パー』の出る確率は3分の1、33%なので、どれを出そうが同じ、勝敗は時の運である。
だが、『グー』・『チョキ』・『パー』の出る確率を実際に1万回以上のデータをとって調べてみると、グーが35%、チョキが33%、パーが32%だったそうだ。
さらに、じゃんけんには『あいこ』というのがある。
この時、『続けて前に出したのと同じ手を出す確率』は22%で、『それ以外の手を出す確率』は78%だったそうな。
例えば、パーであいこになったら、チョキかグーを出せば『負けない』という確率が高くなることになる。
つまり、『あいこ』になったときこの法則を知っていれば、勝機を大幅に上げることが出来る。
確立通りに物事は運ばないが、知っているのと知らないのでは大きな差があるのではないか。
よくサッカーでの『PK戦』をじゃんけんに例える人がいる。
『シュートが決まるも決まらないもじゃんけんみたいなものだから』ということらしい。
だが、本当にそうなのか?
先日、ワールドカップカタール大会において日本はクロアチアに負けてベスト8入りを逃した。
コスタリカに敗れたとはいえ、ドイツ、スペインに逆転勝ちし大金星を挙げたのに、最終的にクロアチアに『じゃんけん』で負けたということなのか?
いや、そうではない。
クロアチアは『あいこ』になった時の『勝ち方』を知っていたのだ。
モドリッチはこれを『信念』であると語った。
つまり、延長戦で決着しなかった場合でもPK戦になったら勝利すると確信していて、技術や精神力を高めるトレーニングをキーパーとキッカーは日々重ねていたに違いない。
『絶対に入れる』と『絶対に防ぐ』という信念だ。
これこそがベスト8の壁なのだと思う。
南アフリカ大会でもシドニーオリンピックでもPK戦で日本は負けている。
敗戦後、相手のキーパーを称賛するのではなく、『あいこ』の次の手の対策を真剣に考える必要がある。
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