日日是好日 『飛来した怪しい気球』
北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。
先日、TVニュースを観ていたら、アメリカが領空を飛行する気球を撃墜したそうな。
アメリカ国内では対応が遅いとの批判が高まり、気球を飛ばしたと思われる国からも『あれは、ウチの民間企業のモノだ』とクレームが来た。
高度1万八千メートルを飛行していたこの気球、公開された映像にはソーラーパネルと推進器が付いていたので恐らくは偵察用の気球だと思われる、とのこと。
ちなみに、領空とは高度100キロメートルまでで、それ以上になると宇宙空間の領有は禁止されているので、誰が何を飛ばしても文句は言われない。
だから、偵察衛星というのがあって、100キロメートル以上の上空から大国同士がお互いを監視している。
だったら、低いところに気球など飛ばさずに偵察衛星を飛ばしたらいいじゃあないのと思われがちだが、低いところを飛行するだけあって、情報収集に段違いの差がある。
そんなこんなでアメリカはF22という最新鋭の戦闘機を使って気球を見事撃墜したわけであるが、相当な準備をしていたに違いない。
なぜなら、いわゆる『実戦』で高度2万メートル付近を飛行する目標に対してミサイルを命中させ撃墜した経験が無いからだ。
また、そんな高高度を飛行できる機体も限られている。
したがって、あの気球は初めてキャッチされたわけではなく、何度もやって来ていたが、対応を検討し、訓練もやって撃墜することによって防衛意識と対抗措置を内外に向け発信したものだ。
はたして日本の自衛隊の戦闘機に同じことができるのかは疑問で、2年ほど前に東北地方で確認された時もどこから来てどこへ行くのかは『気球に聞いてくれ』だったので、国防に対する意識にもこれだけの差があった。
アメリカによる撃墜の報を受けて、日本政府もその勢いに乗って『領空を侵犯されたら撃墜する』ということらしい。
たぶんやらないと思う。
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