日日是好日 『これから向かいます』
北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。
ある国の首相が、ウクライナを電撃訪問した。
その際、お土産に『必勝』と書かれた『しゃもじ』を贈り顰蹙を買った。
敵を召し(飯)取るとの意味があるわけだが、これはちょっとキツい。
さらにもうひとつ顰蹙を買った。
その訪問自体がリークされたことだ。
普通、この手の情報は訪問し、会議も終わった出国後に報道する。何故なら敵地に近く、行動がバレると命を狙われる可能性があるからだ。
おまけにこの首相、スマホで列車の中から党の幹部に『今、ウクライナへ向かっています』と連絡までしたらしい。
これも困ったちゃんの為せるワザである。
何故なら、ロシアの将軍達が次々と死傷した原因は、スマホを使用したことにより所在を知られ、ウクライナ側からピンポイントで攻撃を受けたからだ。
ま、その首相が無事に帰国できたのは、暗殺したところで何の影響もないからということなのだが、かつて日本は通信の軽視で痛い目に遭っている。
昭和18年4月18日、アメリカとの戦争中の話なのだが、山本五十六(やまもと いそろく)連合艦隊司令長官が最前線を視察中、乗っていた飛行機が撃墜され戦死するという事件が起きる。
1年前の同日、アメリカは空母を使って東京を初めて空襲した。
そのメモリアルデーに新たな作戦計画を練っていたところ、アドミラル・ヤマモトの前線視察の情報をキャッチした。
山本の目的は日本から遠く離れた南方の基地を視察し、最前線の将兵を激励することにあった。
戦時に連合艦隊司令長官があえて最前線を視察してまわるというのは不思議で、周囲からは反対する声もあったが日本を離れた。
ひとつの基地の視察が終わると、次の訪問先へ電文を送信する。
滞在中の基地を何時に出発し、何時に次の視察地に到着予定というもので、当然、暗号を使って発信されるのだが、この電文をアメリカは優れた情報処理能力で見事に解読した。
この電文を受け取った到着先の司令官は『こんな電文を送るやつがあるか!』と激怒したらしいが、対峙する敵の最前線基地からは結構な距離があるし、ここまで飛べる戦闘機をアメリカは持っていないとタカをくくっていた。
ところがアメリカは『P-38』という長距離飛行が可能な戦闘機を投入、おまけに燃料タンクまで改造し飛行距離を伸ばし、基地に到着前の山本が搭乗する『一式陸上攻撃機』を捉えて撃墜に成功した。
アメリカ側の懸念は、山本を殺すことによって日本側の暗号を解読していることが察知されるのではないかということであったが、日本側はまったく気付かず、暗号変更など一切の処置はなく終戦に至った。
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