日日是好日『天皇と日本の歴史』

北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。

 

古来より日本では、自然の中に神様がいると考えられてきた。

例えば、山には山の神様がいて、森には森の、木々には木の神様が宿る。

自然現象にも神様がいて、『風神』とか『雷神』がそうで、キツネだって『お稲荷さん』と呼ばれ神様だし、最近では、『トイレの神様』もいるらしい。

こうした多数の神々を日本人は『八百万の神(やおよろずのかみ)』と呼び、尊いものとして扱ってきた。

それらの神々の中で最高の位置にいるのが太陽神であるところの『天照大御神(あまてらすおおみかみ)』である。

農耕民族である日本人は太陽を神と崇(あが)め、『お天道様(おてんとうさま)』と呼び、その恵みに感謝した。

さらに、自然の中に神様がいるように人間の中にも一人だけ神様がいて、天照大御神の子孫で、はっきりとした場所は明確になっていないが、地上にあるとか天と地の間にあると言われる『高天原(たかまがはら)』という所で、天照大御神をはじめ大勢の神様と『対話』ができる存在、それが『天皇』である。

もうちょっと現実的な言い方をすると、日本全国にある神社の総元締めである。

したがって、天皇は毎日、皇居内において装束に着替え、国民の健康とか日々の幸福を祈っておられる。つまりこれが仕事なのだ。

初代の神武天皇が即位したのが紀元前660年だから、言い換えると日本の国家としての歴史は今年で2863年となり、ひとつのいわゆる『王朝』が途切れることなく、現在の徳仁(なるひと)天皇まで126代にわたって続いてきたのだから、世界最長の国家である、ということになっている。

これを『皇紀(こうき)』というが、実は根拠は乏しい。

何故、根拠が乏しいかと言うと、まだ『文字』というものが無かったので、文章による記録がなく、言い伝えによる神話の世界の伝承で、歴史的に見ると『大宝律令』という法典が書かれたのが701年なので、意地悪な言い方をして『国家の成立ってその頃だろ』という意見もあるが、それにしても1300年以上の歴史がある。

ちなみに、2位はデンマークでおよそ1000年、3位はイギリスでおよそ950年である。

えーっ、ギリシャやエジプト紀元前から文明が栄えていたし、中国も4千年の歴史だって聞いたことがあるぞ。

確かにそれらの国々は現存しているが、過去に外敵の侵略によって滅亡していて、中国も『明』とか『清』とかいろんな国ができては同様に滅んでいる。

したがって、世界最長の国家は日本なのだが、それを知る国民は少ない。

ちなみに、『中国4千年の歴史』というのは、糸井重里というコピーライターがラーメンのCMのために書いたコピーであり、現在の中国つまり、中華人民共和国の建国は1949年だから、70年と少しの歴史なのである。

 

さあ、お仕事始めましょうか。


当事業所は安心の長期雇用・高待遇をキーワードに、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンという家電製品のリサイクルを業務にしている会社です。
元気いっぱい中高年の方を中心とした活気ある職場です。共に頑張り若松エコタウンを盛り上げましょう。

ヒューマンブリッジNKRC事業所はこちら♪♪

前へ

【ほっこり素敵なお店】愛川町のベトナム料理店『フォー&バインミーMQS』さん♪

次へ

木更津アウトレット近くに注目のコンセプトストアが登場!