日日是好日 『ゴジラの音楽』
北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。
小学生の頃、いわゆる『怪獣映画』というのをよく観た。
今では考えられないが、終業式の日になると、恐らく映画館の人だと思われるが、校門のそばで『割引券』配る人がいて、小学生だった僕を煽った。
また、小学生の僕を充分に煽ったのが怪獣映画の『音楽』だ。
ゴジラが出現して、尻尾をくねらせて目つき鋭く闊歩するシーンのBGMはワクワクした。
また、自衛隊や地球防衛隊が『これから、やっつけに行くぞ!』と出撃するときのBGMも秀逸で、緊迫感と高揚感が高まる。
言い換えると、『落ち着きの無い』音楽なのである。
この、落ち着きのない曲の作曲者こそ、『伊福部 昭(いふくべ あきら)』という人だ。
音楽を文章で表現するのは難しいので、YouTubeなどで聞いてみていただきたい。
ゴジラが破壊するのはセットで作った建物だが、日本では忘れた頃になると多くの建物が倒壊し、都市機能が破壊されることがある。
『地震』である。
そもそも日本列島自体が、地殻変動のシワ寄せでできたようなものだから、仕方がないと言えば仕方のないことだが、起きないに越したことはない。
また、日本建築に木造が多いのも四季による環境の変化ということもあるが、西洋のように石で作ると地震の際に倒壊の危険が増すのと復旧が比較的容易だからだ。
それくらい地震の多い国であるが、最近では技術の進歩もあって、『緊急地震速報』のチャイムがけたたましく鳴り響く。
文字で書くとしたら『チャラン、チャラン』といった感じか。
このチャイムには原曲があって、『シンフォニア タプカーラ』という曲で、第3楽章の和音をベースにキーを変えて緊急地震速報のチャイム音を作った。
作ったのは、東京大学名誉教授の『伊福部 達(いふくべ とおる)』という人で、音響学や電子工学の専門家あり、伊福部 昭の甥にあたる人だ。
当初、『ゴジラのテーマ』で曲を作ろうとしたのだが、それだと恐怖感を煽りすぎるので、『シンフォニア タプカーラ』にしたのだそうだ。
ちなみに、タプカーラとはアイヌ語で『立って踊る』という意味らしい。
映画の中で、立って踊るゴジラは観たことはないが、ゴジラが『シェー』をしたシーンがあった。
古い漫画のギャグなのだが、それまで煽られていた僕の心は一気に冷めた。
これ観たら、そりゃ冷めるって・・・・。
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