つれづれなるままに~日々是好日 歴史好きの独り言第54回
北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。
歴史好きの独り言第54回です★
頑張れ、真田信繁
真田信繁という人がいた。
この人、亡くなるまでの半年ほどの活躍がとても目立ち、『日ノ本一の兵(つわもの)』と評価も高い、らしい・・・・。
何しろあの徳川家康を討ち取る一歩手前まで追い詰めたそうである。
家康陣内の馬印が倒されたという逸話もあるくらいなので、真実だとすれば陣中にまで踏み込んだということになる。
ただしこの人、本名よりも『真田幸村』という名前の方が有名で、他にも『真田十勇士』とかいう配下もいて、娯楽小説と若干の事実が入り乱れている。
余談になるけれども、『スター・ウォーズ』の元ネタになっていると聞いたことがある。
ルーク・スカイ・ウォーカー(猿飛佐助)、ハン・ソロ(服部半蔵)、チュー・バッカ(中くらいの馬鹿)、オビワン・ケノービ(帯一番、黒帯)らしいし、ダース・ベイダーのデザインなんてどう見ても『兜』にしか見えない。
こんな話もある。
最初の設定では、ダース・ベイダーが劇中でマスクを外すと三船敏郎が出てくる演出で、アメリカで映画公開前、最初に売り出されたダース・ベイダーのフィギアはマスクが外れ、中には三船そっくりの顔があったが、設定変更によりすぐに回収され、今ではプレミアがつくらしい。
とまあ、余談が過ぎたけれど、実際にヒーローとして『真田幸村』が登場するのは、1672年『難波戦記』とずいぶん古い。
徳川幕府も安定期に入り、武士としての生き方や在り方が問われ始めたということで、本来の『武勇』とか『忠義』といった『美徳』や『価値観』が失われつつあったことを意味している。
このことは、後の元禄時代にはいると一層顕著になり、『赤穂浪士による吉良邸討ち入り事件』が庶民から喝采を浴びたことにもよく表されている。
そんなわけで、父親、真田昌幸が二度にわたって徳川に勝利したので、その子供ならずいぶんと強いだろうと、前に豊臣家に人質として生活していた縁もあって、せっかく蟄居謹慎というのんびりした余生を送っていたにも関わらず、徳川相手の戦争に呼び出されてしまった、ある意味気の毒な真田信繁という人が個人的には大好きである。
そして、そんな人が大活躍して、後世に名前を起こすわけだが、言い換えれば、大阪冬の陣
(1614年)の頃には家康もずいぶんと年を重ねて衰えていたし、家臣団も平和ボケしていて、14年間もぼんやりしていた信繁に手玉に取られたっていうのが真実だと思う。
だから、『日ノ本一の兵』ってどーゆー事?と思うのだが、歴史には時々こういう人が登場するからこそ面白いし、こういう人だからこそ、好きならずにはいられない自分がいるわけです。
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