つれづれなるままに~日々是好日 歴史好きの独り言第58回

北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。

歴史好きの独り言第58回です★

日本人と空母②

空母という軍艦に興味を持つと二つの海戦に辿り着く。

『真珠湾攻撃』と『ミッドウェー海戦』がそれなのだけど、この二つの海戦、実は同じ司令官と同じ参謀で指揮された『空母機動部隊』で行われ、一方では勝利し一方では敗北しています。

では、いったい何が違うのか? 

真珠湾攻撃は開戦劈頭、ハワイ真珠湾のアメリカ太平洋艦隊を奇襲したわけです。

TVのドキュメンタリー番組では決まってモノクロの実写映像が出てきますね。大きくピッチング(前後に揺れること)しながら航行する空母『加賀』、発艦する攻撃機ですがよく見ると飛行甲板にカタカナの『シ』の文字があり、空母『翔鶴(しょうかく)』であることが判ります。

昭和16年12月8日、6隻の空母を2隻の戦艦、3隻の巡洋艦、9隻の駆逐艦で護衛した史上初の『空母機動部隊』がハワイ真珠湾を空襲します。

この時、第一次攻撃隊183機が6隻の空母から発艦したのですが、要した時間は僅か15分で、これはアメリカ海軍ですらマネのできない大記録で、第二次攻撃隊171機も同様に発艦し、合計354機が真珠湾のアメリカ太平洋艦隊、飛行場、軍事施設に攻撃を加えました。

第一次、第二次と二度に分けているのは、空母の飛行甲板の広さの制約上、一度に飛ばせるのは搭載機の半数しか並べることができないからです。

また、それら飛行機が艦隊の上空を僅か二周旋回しただけで一団となった大編隊を組んだわけで、このことも日本の海軍航空隊だけが実行可能な神ワザでした。

奇襲とは、戦力を集中して一度に仕掛けないことには決して成功するものではありません。

したがって、大編隊を組めずにダラダラ飛んで行っては意味がないのです。 

よく攻撃成功の理由は、爆弾や魚雷を改造したからだとか無線を封止したからなど技術面ばかりが多いのですが、本当の理由は日本人特有の集団行動の巧みさが現れたものです。

つまり、人の技量の力で勝利したということです。 

決して戦争というものを美化や賛美しようとは思いませんが、何か大事にあたるときにはヒューマンパワーが重要なのです。

よく真珠湾攻撃はアメリカが暗号解読により察知していて、にも拘らずルーズベルト大統領が戦争誘因のためにせっかくの情報を握りつぶしたと言われますが、これは戦後、大統領選挙の度に流されるデマに過ぎません。

ただ、日本の攻撃は察知されましたが、まさか真珠湾だとは思いもしなかったというのが真相のようです。 

このあたりは、同じ艦隊が何故敗北したのかというのと重なるテーマでもありますので、また書くことにします。 

さあ、お仕事始めましょうか。


当事業所は安心の長期雇用・高待遇をキーワードに、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンという家電製品のリサイクルを業務にしている会社です。
元気いっぱい中高年の方を中心とした活気ある職場です。共に頑張り若松エコタウンを盛り上げましょう

ヒューマンブリッジNKRC事業所はこちら♪♪

前へ

こころ保育園に春が来た(^^♪

次へ

北九州門司港名物『ちゃんらー』に行ってきました☆ミ