つれづれなるままに~日々是好日 ウルトラな日々
北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。
つれづれなるままに~日々是好日
ウルトラな日々
今から随分と昔の話である。
毎週日曜日の午後7時、必ず観ていた番組があった。
『タケダ、タケダ、タケダ~。タケダ、ター、ケー、ダァ~』のコーラスとともに製薬会社の全景が映り終わったかと思うと、奇怪な音楽が流れ、画面では入り混じった色彩がゆっくりと回転し、タイトルが浮かび上がる。
『ウルトラQ』
がまだ幼稚園に通っていた頃です。
だから、今回の話は『中高年向き』の話です。
当時TVはすべて『モノクロ』で、内容も怪獣や宇宙人が中心だったけど、子供向けというより多少ホラーっぽくもあったから、今もって『怖い』という印象が強烈に残っていて、同年代の知人に聞いてもやはり同じイメージだと言う。
このドラマのナレーターは『石坂浩二』さんで、それがまた怖く、当時のいたいけな子供たちを畳みかけるように震え上がらせた。
『これからの30分、あなたの目はあなたの肉体を離れて、この不思議な世界へと導かれて行くのです』
確か『ケムール人』が出て来た時には怖くてTVを消した記憶がある。長い手足を動かし、不気味な笑い声を出しながらパトカーに追われる姿は今もしっかりと覚えている。
そんなこんなで、日曜日の黄昏は子供を神秘の闇へといざなうわけだが、更に不思議だったのは、7時30分から『オバケのQ太郎』へと進んで行くので、『Q繋がり』にはどんな意味があるのだろうと思っていた。
もし、この件について詳細をご存知の方がいたら、是非教えていただきたいと思っています。
そのウルトラQが終了して、次に始まったのがあの『ウルトラマン』なのである。
オープニングのCMは同じだけれど、タイトルバックはちょっと凝っていて、ウルトラQのタイトルを『ウルトラマン』の文字が突き破って出てくる。
半年の時間の経過は子供を幾分成長させるらしく、さすがに『怖い』ということはなかったが、初回よりしばらくの放送のナレーションはやはり石坂浩二さんで、低くて落ち着いたトーンで、
『ウルトラマンの太陽エネルギーは地球上では急激に消耗する。胸のカラータイマーが点滅を始めると、云々~』
これにはさすがにドキドキされられたもので、同年代も同じだそうだ。
ただ、具体的に『3分間』とは言っていなかったような気がするんだけど、この辺のところも知っている人がいたら教えてほしいものです。
細身のウルトラマンがメタボな怪獣を投げ飛ばすものだから、よりパワーを感じ、スリムな体を少し屈めて身構える姿が妙にカッコ良かった。
じつは、ウルトラマンのスーツ・アクターはあの怖かったケムール人と同じ『古谷 敏』さんという方で、ウルトラセブンではアマギ隊員を演じていたのです。
怖かったケムール人とウルトラマンの中身が同じ人物だったとは・・・・。
ま、そんなことはどうでもいいと言われればそれまでですが、前回の『ラドン』から妙なノスタルジーが脳裏から離れないでいるのです。
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