つれづれなるままに~日々是好日 歴史好きの独り言 第68回

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つれづれなるままに~日々是好日

歴史好きの独り言 第68回

『戦艦大和について』①

プラモデルの世界では7、8月は『水もの』といって、艦船の新商品が多数出てくるし、『戦記もの』といった書籍も多数書店に並ぶ。

今年の夏は『戦艦大和』関連の映画も公開されるそうで、プラモデル、書籍、映画と大賑わいで、差し詰め『大和産業』といったところか。

『昭和の男の子』にとって『大和』と『ゼロ戦』はある意味必須アイテムで、そもそも僕が歴史に興味を持つキッカケになったものは、それらプラモデルの『設計図』からなのだ。

設計図には決まって解説が書かれていて『大和は当時、世界最大最強の戦艦』『ゼロ戦は当時、世界最強の戦闘機』というのが決まり文句だった。

そこで、ふと疑問が生じ、『世界最強の戦艦と戦闘機を持っていた国がどうして戦争に負けるのだ』ということであり、その辺りから少しずつ過去にさかのぼって調べ始めたのが始まりなわけです。

そんなこんなで、興味があるのでまあ書いてみることにします。

戦艦大和には、同型艦(姉妹艦ともいう)『武蔵』と『信濃(これは建造途中で空母に変更された)』がある。

これは同じ艦を2隻とか4隻とか同時に作れば造船コストが抑えられるからと同じ性能の艦を揃えた方が運用しやすいからだ。

この2隻の最大のウリは『46cm砲』を9門積んでいるといったところだろう。

最大射程距離が4万2千メートルほどあり、他国の戦艦は『40cm砲』が最大で最大射程距離が3万8千メートルほどなので、撃ち合ったら大和型戦艦の砲弾は届くけれども相手の戦艦は届かないよ、だから世界最強なのサ、と言うことらしい 。

実はそんな単純なお話ではないのだ。

 大和型戦艦の艦橋の一番上には『測距儀』といういわゆる大きな双眼鏡が付いているが、それを使って見る4万2千メートル先の敵艦というのは、水平線の向こうにチラっとマストの先が見えるか見えないかの程度しかない。

『だって、地球は丸いんだもの』

すなわち、どんなに遠くへ砲弾を飛ばせても意味がない、ということだ。

何故なら、砲撃するというのは、自艦の速度と敵艦の速度や進行方向、風向き、風速などを計測、『計算尺』を使って『頭の良い人』が素早く計算して、敵艦がそこに移動するであろう『未来のポイント』に向かって弾を打つということなのだ。

だから、肉眼で見えないことには決して砲撃しない。いや、できない。

当初はアメリカの戦艦も砲撃は日本の戦艦と同様だったが、エレクトロニクスを活用してレーダーを使用、それを照準(狙いをつける事)とリンクさせて撃てるので、砲撃の精度は段違いなのだ。

それにアメリカの戦艦はその数で日本海軍を凌駕し、大和型に対抗する『アイオワ型戦艦』は40cm砲9門だが、その分船体も軽く速力も早いので、大和型戦艦が勝利するにはかなり難しいと思う。

架空戦記などで『大和型戦艦VSアイオワ型戦艦』などがあって、大和型の大勝利だぁ、みたいなのがあるけれど、『サテ、どんなもんですかね?』と言いたいんだけどね。

さあ、お仕事始めましょうか。


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