つれづれなるままに~日々是好日 歴史好きの独り言 第70回

北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。

つれづれなるままに~日々是好日

歴史好きの独り言 第70回

ふさわしい場所

TV番組に『なんでも鑑定団』というのがあって、家庭に眠っている美術品だの工芸品だの骨董品などを持ち寄って、どのくらいの価値があるのか鑑定しているらしい。

もう随分長く放送しているから、世の中には『お宝』が相当数眠っているようだ。

ただ、その『お宝』というものは実に脳天気な人々が所有している。

だってそうだろ、『本物か偽物なのかを確かめたい』などと言っているのはマシなほうで、『高値が付くなら売って、家族そろって旅行に行きたい』とか『遺産として分け前に与りたい』などと言っている。

まあ、個人の所有物なので煮て食おうが焼いて食おうが自由なのだけれど、それら鑑定品には偽物は別にして『歴史の価値』っていうものがあるワケ。

特に『手紙』などは資料としての価値が高く、『歴史上の新発見』などが潜んでいる可能性が高い。

そんなわけだから、もし本物だと鑑定されたら売り飛ばしてしまおうなどとは考えず、歴史資料館とか郷土史資料館などに寄贈すればいいのに、と常々思っている。

実は僕も『西郷隆盛の書』と『東郷平八郎の書』を所有している。

どちらも『ヤフオク』で3千円くらいのものでコピーだから値打ちなんてないに等しい。 

でも仮に、それが本物だったら僕はためらいもなく寄付する。

何故なら、モノにはそれに『ふさわしい場所』というものがあるからで、丸めて押し入れの中ってことではないだろう。

何年か前にNHKのバラエティーを観ていたら、自宅に坂本龍馬の手紙がある、という人がいて、その人の父親が言うには最後の手紙らしい。

スタジオで手紙が公開されて、タレントがヒャーヒャー騒いでいる。

よく観ると、それは見覚えのある坂本龍馬の筆跡で『ああ、本物だな』と思った。ちらっと見えた日付が11月10日だったから、もし本物ならば死の5日前に書かれたものなので観ていて随分と興奮した。 

後日同番組で鑑定結果が出たが、まぎれもない本物で価値にして1500万円するという。

スタジオも持ち主も大騒ぎだったが、持ち主は冷静に『どこかに寄付します』と言ったから、ある意味とても嬉しかった。

事実、その手紙は「高知県立坂本龍馬記念館」に収められ、この前の『龍馬ブーム』が去った後、『長崎歴史文化博物館』で開催された『龍馬展』で現物を目にすることができた。

それは家族に充てたものとは違い、よく見ると彼にしては少し丸みを帯びた丁寧な書体で、文中に『新政府』の文字があったから、歴史的価値の非常に高いもので、やはり公に披露されるべきものだとつくづく思った。

僕は坂本龍馬という人物が『英雄』などとは少しも思っていないが、当時の知識人を訪ね歩き知識を得て、いつの日か倒幕し新政府を樹立して、そこに参画したがっていたんだろうなと思うと、彼自身の『ふさわしい場所』とはどこだったのだろうかと考える次第である。

さあ、お仕事始めましょうか。


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