つれづれなるままに~日々是好日 歴史好きの独り言 第71回

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つれづれなるままに~日々是好日

歴史好きの独り言 第71回

『出会いは成功への第一歩』

坂本龍馬という人がいた。

この人、剣術を学ぶために江戸に出て土佐藩邸でお世話になっていた。 

この時代、次男坊というと家督は継げないから、親にしてみれば自分たちが死んだ後でも何とか生きていけるように剣術の免許皆伝になって、土佐に戻って道場経営でもやってくれたらいいなあ、江戸で修業したとあれば聞こえもいいし、ってことだと思う。

そんなホンネの記録があるわけじゃあないから、勝手に想像するわけだけれども、龍馬の実家は土佐城下で屈指のお金持ちだったことは間違いない。

そんな『お坊ちゃま』のその後の人生を変えてしまう大事件が起こる。

黒船の来航だ。

この時、江戸の土佐藩邸でも沿岸防備に駆り出され、龍馬自身も黒船を見た。

その衝撃はたいへんなもので、土佐に帰って『藩内一の博識』といわれた河田小龍(かわだ  しょうりょう)という人に会う。

黒船の話で随分と盛り上がった後、河田小龍は自分の知識を披露する。

『アメリカじゃあ選挙で政治の代表を選ぶんだぜ』

『職業も自由に選べるんだ』

これらすべて『ジョン万次郎』からの受け売りなんだけど、龍馬はひっくり返りそうな衝撃を受け、その後の人生が決まる。

この情報を引っ提げて全国を飛び回りいろんな人に会って『新政府』の構想を伝える。

ま、最終的には新政府の参議の座を狙っているというのが本心なのだけれど、この頃、歴史に登場する人物は多かれ少なかれ考えていたわけだから、龍馬一人が特別腹黒いとは言い難い。

それに、具体的な構想をいち早く持っていたのは確かで、その構想は『新政府綱領八策』によって明確にされている。

その八つの策とは、大政奉還、条約改定、御親兵、議会政治、憲法制定、為替レート、人財登用、海軍増強ってこと。

それに、常に海外を意識して貿易により国力を富ませる『富国強兵』の構想まで持っていた。

本当に興味の尽きない魅力的な人物なのだけれど、昭和の世に彼の行動を実践して、自分の生き方について他人に尋ねた少年がいた。

訪ねた相手は、日本マクドナルドや日本トイザらスの創業者で、その人曰く『これからはコンピューターだ』

その言葉に従い、少年はアメリカに行きコンピューターを学び『自動翻訳機』作って大手電機メーカーに1億円で売り、そのお金を基に会社を設立する。

よほど坂本龍馬に感銘を受けたと見えて、会社のマークを海援隊と同じ『二本線』にした。

まあ、ここまで書くと有名な話でもあるし、誰のどの会社だか解るだろうから、詳しく書かないけれど『わからないことは人に聞いてみる』というのも大切なことだ。

ただし、誰に聞くかを見定めるだけの能力と見識、それに『確固とした自分自身の信念』は必要だけれども・・・・。

さあ、お仕事始めましょうか。


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