熱中症になったらどうすればいいの?!
こんにちは、直方事業所です。
前回に引き続き熱中症の話題です。前回は具体的な症状などをお話しましたが、今回は万が一熱中症になってしまったらどうすればいいのか、その対応策を書きたいと思います。(熱中症ではない場合もありますので、判断に迷った際は医療機関への受診をお願い致します)。
<熱中症になったら何をすればいい?!>
まずは涼しい場所(空調がある室内など)に避難しましょう。室内が難しい場合は木陰や風通しのよい場所に避難してください。そして可能な限り体を冷やすようにしてください(服を脱ぐ、氷で冷やすなど)。
次に水分や塩分の補給をしましょう。塩分も適切に補えるスポーツドリンクなどが最適です。但し、意識がない(意識障害がある)場合にはやたらむやみに水分を与えることは危険です。また嘔吐などの症状が見られる場合も多量の水を与えることは極力避けた方がよいでしょう。
<重度の場合はどうすればいい?!>
痙攣している・意識がない等、重度の症状の場合はすぐに救急車を要請してください。救急隊が到着するまでに出来ることはとにかく体を冷やすことです。衣服を脱がせて体から熱が出る状態にする・氷があれば首筋や股関節あたりに氷を当てる・皮膚に直接水をかけて、うちわや扇風機などであおぐなどの対応をおこなってください。
救急隊が到着したら、その場に居合わせた人はしっかりと情報を伝えることが必要です(これまでどんな作業をしていたか、どんな環境だったかなど)。
常日頃から熱中症についての知識をもっておく・発生した際のフローチャートを作っておく・頭の中でシュミレーションしておくなど、一人ひとりの意識や行動が人の命を助けることにもつながります!
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