おいしい水と万寿姫(仁保・平家の泉)

防府駅から徒歩2分、防府市で一番エキチカの派遣会社、ヒューマンブリッジ山口事業所です(^^)

今年はソーシャルディスタンス等を考えながらのSWとなり、お休みの過ごし方が難しいとお考えの方もいたかもしれません。まだまだ、おうち時間の過ごし方を考えなければならないようです。

さて、そんな中、基本的に出不精な自分は、食材の買い物以外にはほとんど外に出ていません。

しかし、ふと気づいたら、以前ここで紹介してからずっと取水し続けている弁天池の水がなくなっている。。。

これではごはんがおいしく食べられません(おおげさ)!!!

なので、意を決して水を求めて外へと出ました。

が...

す、すごい人!!!

今まで人の少ない時間帯を考え、夕方の弁天池へ向かい、ソーシャルディスタンスなぞおかまいなしの貸し切り取水口となっていたのですが、今回はお昼に思い立ち出発しました。

SWという事もあるのでしょうが...すごい人!!!(2回目)

駐車場(いつも空の第2的な役割のスペース)もいっぱいで、既に数台空き待ちをしているような状態でした。

即引き返し、停車できる場所で考えました。

山口は自然がいっぱいだ...ほかにもおいしい水が汲めるところがあるはず...!

と、いう事で調べた結果、他の場所へ向かったのです。

(今回は取水口前に来ました。右奥の看板から道が続いており、平家岩や泉に通じています)

だいぶ山奥にきました。駐車枠?スペース?は軽自動車で2台いけるか?という程のスペースではありますが、心配ありません。私が到着した時(14時頃)には一組のご家族がお帰りになる時で、入れ替わりに私が来た、という感じでした。基本だれもいないので余裕があります。

ここは、山口市仁保にある「平家の泉」です。

平家岩と平家の泉、そして四季の森があります。ここには源氏との闘いに敗れた平家の落人たち、その中でも「万寿姫」に焦点があてられた伝説があります。

闘いに敗れ、命からがら逃げる為ひたすら歩を進め続ける万寿姫と郎党たち、まだ源氏の領域の中ではあったが休息を必要とし、万寿姫が腰をかけた岩。

そこからはさわやかなせせらぎの音が聞こえてきました。

姫と郎党は、そのせせらぎの水を飲みました。その刹那、姫と郎党はその瞬間まで自らをつきうごかしていた戦場での悪夢から醒め、穏やかな気持ちで故郷などに思いを馳せたといいます。

その後、姫はこのような時でも肌身離さなかった笛を取り出し、思いを馳せながら笛を吹いたといいます。

その後、姫たちは再び歩を進めますが、先ほどまでとは違い、穏やかな気持ちで安住の地を探す為に動き出し、後の徳地の白井の里にたどり着いたのです。

前半には焦燥感や殺伐とした思い、命からがら逃げてきた者達の心情がうかがえます。

水を飲み、悪夢から醒めてからは穏やかな、川のせせらぎのようにさわやかな気持ちが笛の音にのっていたのではないかと想像できます。前半と後半の歩の進め方には大きな違いがあったように思います。

前半は敵の領域でいつ遭遇するかわからない不安感等で歩を進める度に力が削がれるような感覚がし、後半は安住の地への希望に思いを馳せ、歩を進める度に力が湧いてきたのではないでしょうか。

と、そんな事を思いながら水を汲みました。

伝説・伝承に出会いながらおいしい水を汲める、これはとても楽しい事でした。

ちなみに平家の泉の水は、弁天池に比べると丸みは少なめ、すっと喉を流れるような水でした。丸みのあるやさしい水もおいしいけど、ここの水は飲みやすい!万寿姫がサッパリとして悪夢から醒めた気持ちがわかります。

次にごはんを炊くのが楽しみだなー♪

やっぱり私はおいしいごはんに希望を見出しちゃいます( ´艸`)

おしごとにも、ぐんぐん力が湧いてきます♪

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是非一度お試しいただき、一緒にお仕事探しをさせてください!


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