いきものの小窓『キリンの首はなぜ長い?』

こんにちは。
ヒューマンブリッジ株式会社 福祉事業部のMです。

今日は前回の続き。キリンの首の進化のお話し。


ダーウィンの進化論 自然選択
その例としてよく用いられるのがキリンのあの長い首です。

自然選択をざっくり説明すると…

長生きできたり繁殖に有利だったりして、他の個体より多くの子どもを残せた個体がいたとします。
親の特徴(首が長いとか、胃を何個もつとか)は子に遺伝しますから
その特徴をもつ個体はさらに増え、その子たちが親になり同じく多くの子を作れたとしたら…
いつしかほとんど全ての個体がその特徴をもつようになり、やがてその生物をその生物たらしめる特徴(形質)となる


って感じです。

キリンの首は、キリンが伸ばそうとして長くなったのではなく
首の長さが「何らかの理由」で生き残りに有利にはたらき
より多くの子孫を残してきた結果だというのです。

それで、キリンの首は
「より高いところに生えている葉を食べることができた」から自然選択された
というシナリオが定説とされ、多くの教科書や書籍で取り上げられるようになりました。

しかし、実際のキリンは、そんなに高いところの葉を積極的に食べていません。
もちろん上の方に生えている葉は食べますが、首の長さを説明するには少し弱いです。

そこで、いろいろな説が唱えられるようになりました。

・メスをめぐった争いに有利
  オス同士は長い首をぶつけ合って(ネッキングと呼びます)力比べをします。
・水たまりの水を最後まで飲める
・遠くまで見渡せるため敵の発見が早まる
・表面積が増えて体温調節に便利
などなど…

どれも決定打には欠けるけれど、お互いを否定せず、共存しうる説です。
今では、複合的に生存に有利にはたらき、長い首が自然選択されたと考えられているそうな。

単純じゃない。だからこそ面白いですね!

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