いきものの小窓『自宅で育てたアオムシが きれいなチョウになりました!』

ヒューマンブリッジ株式会社 福祉事業部のMです。

 

今日はアゲハ蝶、ナミアゲハのお話し。

【虫が苦手な方はご注意ください!】

 

6月中旬、小倉南区の道端にしげるミカン科の葉にナミアゲハの幼虫を発見。

持ち帰り、育てました。

エサをあげたり糞を掃除したり、娘と毎日お世話を続け、

7/6 蛹(さなぎ)になりました。

写真は羽化前日の様子。

羽の黒い部分が透けて見えています。

いよいよ明日かな…と胸が高鳴りました。

 

そして7/16 午前。

蛹がくねくねと数回、大きく動いた後、蛹の上端から腹側にかけてぱかっと開き、あっというまにチョウが出てきました。

くしゃっと縮んだ羽は、10分も経てばピシッとアイロンをかけたよう。

今回、初めて知ったのですが、羽化したてのチョウって蜜を吸うストローが二股に分かれているんですね。

飛び立つ頃には1つにくっ付いていたけれど、興味深い!

 

そのあと、アゲハを指にのせて観察を楽しみました。

人の指にじっと乗ってくれるのは羽化直後だけ、羽化に立ち会えた人の特権です。

ゆっくり羽を乾かし、1時間ほどで飛び立っていきました。

 

絵本や映像でチョウの成長過程はいくらでも見られるけれど、本物だけがもつ凄味のようなものを感じました。

蛹から出てくる瞬間は、娘も釘付け。

小さな生きものの生命力を前に、2歳児10ヶ月おしゃべり女子も息をのんでおりました。

 

ありがとう!アゲハさん!

 

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