日日是好日 『赤間神宮と八咫鏡』

北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。

昭和の頃、岡山県に考古学が大好きな駅長さんがいた。

この方がある農家から発見された古い地図をもとに発掘したところ、『八咫鏡(やたのかがみ)』が出て来た。

それって、なに?

今日はその辺から歴史のミステリーについて書く。

『三種の神器(さんしゅのじんぎ、または、さんしゅのしんき)』というのをご存知か?

『ああ、冷蔵庫、洗濯機、テレビのことでしょ?』という年配の方もおられるが、ここに書く三種の神器とは、『草薙の剣(くさなぎのつるぎ)』『八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)』そして『八咫鏡(やたのかがみ)』を言う。

平成31年(2019430日、明仁天皇が退位し、翌51日に徳仁天皇へと皇位継承された際、『剣璽等継承の儀』が行われたが、この時新天皇へと継承されたのが三種の神器である。

つまり、皇位継承に際しての必需品であり、これを持つものが『天皇』である。

今から837年前、源氏と平家の『壇ノ浦の戦い』において三種の神器は『安徳天皇』と共に関門海峡に沈んだが、八咫鏡と八尺瓊勾玉は源氏側が回収し『後白河法皇』に返却されたが、草薙の剣だけは海に沈んで回収できなかった、らしい・・・・。

現在この三品の『本物』は、草薙の剣は『熱田神宮』に、八尺瓊勾玉は『皇居』に、八咫鏡は『伊勢神宮』にそれぞれ保管されているらしいが、あれ、剣は回収できなかったんじゃないの?とか先に書いた岡山県で発見された鏡はなんなの?といった疑問が出てくる。

そもそも三種の神器というもの天皇陛下御自身も一度もご覧になったことがなく、先頃、儀式で使われたものは『レプリカ』なのかと疑いたくなるが、草薙の剣と八咫鏡は『写し』と『分身』なのですよ、という説明になっている。

さて、岡山で発見された八咫鏡であるが、安徳天皇入水後、平家の家臣が密かに岡山にまで持って逃げたものらしく、発見後は赤間神宮に奉納された。

奉納に至るまで、岡山県と山口県が、これは岡山で保管するんだ、いや、下関の赤間神宮だと両県知事を巻き込んでの大論争にまで至ったが、ご当地の赤間神宮で落ち着いた。

境内には石碑が建っていて、第十代の崇神天皇から第八十一代安徳天皇まで継承された八咫鏡だと書いてある。

結局、『どれが本物』だと論争が絶えない発端は、源氏と平家のどちらかがついた『ウソ』から始まっているんじゃあないの?

さあ、お仕事始めましょうか。


当事業所は安心の長期雇用・高待遇をキーワードに、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンという家電製品のリサイクルを業務にしている会社です。
元気いっぱい中高年の方を中心とした活気ある職場です。共に頑張り若松エコタウンを盛り上げましょう。

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