日日是好日『ステルス』

北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。

 

ステルス機というのを聞いたことがあると思う。

 

アメリカのF-22とかF-35あたりが有名で、F-35は日本の航空自衛隊にも配備され、F-35Bタイプは垂直離着陸、すなわち滑走せずにそのまま浮き上がれるから海上自衛隊の『いずも』と『かが』といった『軽空母』にも搭載される。

 

とりわけ、F-22は世界最強のステルス戦闘機と言われている。

 

では、ステルスとは何か?

 

簡単に言うと、レーダーに映りにくくする機能のことで、相手のレーダーから受けた電波を吸収して反射させないようにしているのだ。

 

現代の戦闘機による空中戦は、昔のように相手の後ろに回り込んで機関銃を撃つといった『格闘戦』などせず、機体に付いているレーダーで相手を捉えたら、ミサイルを発射して素早く逃げるのである。

 

だから、レーダーに映りにくいステルス機と戦闘するというのは、透明人間とのボクシングに例えられ、対戦相手の姿は見えないが、パンチが顔面に炸裂する直前に相手のグローブが見えるというようなことらしい。

 

ステルスの効果については、機体の形状や構造、それに電波を吸収してしまう機体に塗られる塗料の製造技術がモノを言う。

 

実は、F-22の機体の構造材は三菱重工のカーボン一体成型技術である。

 

また、肝心のステルス性を発揮する機体に塗られる塗料もTDKが作ったものだ。

 

TDKと言ったら、僕らの世代にはカセットテープがすぐに思い浮かぶのだが、今の若い人は、カセットテープを見たことがないらしく、カセットテープ自体もいつの間にか消えていった。

 

それら日本の技術によってF-22は支えられている。

 

じつはこの塗料、『明石海峡大橋』とか『瀬戸大橋』などにも塗られているのだ。

 

船舶の航行もレーダーによって行われており、前方にあんなに大きな建造物があると、橋梁から向こうの海面がレーダーに映らず航路が判らないので、橋がレーダーに反応しないようにしている。

 

それにアメリカが着目して、戦闘機に塗ったというわけだ。

 

ちなみに、F-22は現在生産が中止されている。

 

それは、『あまりに高価すぎ』て『あまりに強すぎる』からだ。

 

アメリカに言わせると、格下性能の諸外国の戦闘機に対抗するには現状の保有数で充分だし、一機165億円以上するのでもう造らないよ、ということだ。

 

だったら、日本に売ってくれればいいのに。

 

これさえあれば、どこかの国々もビビってチョッカイを出してこなくなると思うのだが・・・・。

 

アメリカがF-22を売ってくれない理由はいくつかあるが、日本は情報に関するセキュリティが甘く、F-22の秘密を漏らしてしまうかもしれないから、というのもそのひとつらしい。

 

日本は『明石海峡大橋』や『瀬戸大橋』くらいなら上手に隠せるが、情報の秘匿となるとどうやら苦手なようだ。

 

 

さあ、お仕事始めましょうか。


当事業所は安心の長期雇用・高待遇をキーワードに、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンという家電製品のリサイクルを業務にしている会社です。
元気いっぱい中高年の方を中心とした活気ある職場です。共に頑張り若松エコタウンを盛り上げましょう。

ヒューマンブリッジNKRC事業所はこちら♪♪

前へ

\お仕事紹介/【企業見学レポート】宮若市/自動車部品製造

次へ

天神にある「おいしいパスタ」の絶品ランチ🍝