つれづれなるままに~日々是好日 『京都の良いところ』を楽しむにはそれなりの努力と覚悟が必要。
北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。
私は、清涼飲料水の缶の貯金箱に500円硬貨をせっせと貯めています。
普段支払いに使用することはしないし、ある意味500円硬貨欲しさに1000円札を敢て使用したり小銭を加算して手元に500円硬貨が来るようにしています。
何故か?
それは、京都に行くためです。
寒風が吹きぬけ思わず身を竦めた拍子に空を窺がうと、一面灰色に閉ざされていて、アロハシャツなんかを着てサングラスでキメていた夏の日々があったことが嘘のようです。
そんなとき脳裏には、枝垂れ桜に覆われた二条城の奥の小路や、染井吉野が立ち並ぶインクラインといった京都の春の情景が目の前に浮かんでくるのです。
まるで砂漠で遭難した探検隊員が蜃気楼の彼方にオアシスの幻影を見るようなものですね。
でも蜃気楼と同様、喜び勇んで駆け出すと消えてしまうわけですよ。
4月上旬には連休が無いし、1泊2日では少々キツい。そこで、行くなら5月の連休でってことになるんですけど、高くつきますよ、宿泊費や交通費。
だから貯めるのです、せっせとね。
宿泊先は2月中に、食事処は3月の上旬、新幹線は4月上旬にすべて押さえます。経験上、『良いところ』はすべて予約が必要なのです。
宿泊は京都駅周辺が便利です。ゴールデン・ウイークや紅葉の時期には新幹線のコンコースは面積の分だけ人がいて、待合室も座れません。ですから、出発間際までホテルのロビーやカフェにいる方が利口です。
出発前には、食事は簡単に済ませることにしよう、なんて思うかもしれませんが、京都には風情という趣が潜んでいて、食事処も『良いところ』が在って、当初の目論見などはすぐに吹き飛びます。混んでいる様子もないので、入店すると見事に満席。脇の片隅で待ってる人もいるので待ってみようかなんて思っていると、今日はご予約の方のみのご案内で・・・・、などと言われることに。
ですから、何を食べるにしろ予約を入れましょう。
京都で涼しい顔をしてあくせくしていない人たちは概ねリピーターです。
宿泊にしろ食事にしろ多かれ少なかれ困った経験のある人たちなのです。
したがって、『京都の良いところ』を楽しむにはそれなりの努力と覚悟が必要で、『よし、今度は必ずここで・・・・・・』とリベンジに燃える人たちで溢れているのです。
観光客が絶えないのもそんな所に理由があるのかも知れませんね。
さあ、仕事頑張って今年も京都へ行きますよ。
当事業所は安心の長期雇用・高待遇をキーワードに、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンという家電製品のリサイクルを業務にしている会社です。
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