つれづれなるままに~日々是好日 歴史好きの独り言⑮

北九州市若松区のエコタウン内にあるヒューマンブリッジ株式会社NKRC事業所です。

歴史好きの独り言⑮ です★

フルベッキ写真

『フルベッキ写真』でネット検索すると、ある意味、有名な写真が出てきます。

この写真、幕末好きなら一度は見たことあると思います。私が見たのは随分と前のことになるのですが、その時は正直驚いたものです。

写真は46人の人物が写っているのですが、その各々に名前が記入されていて、西郷隆盛、坂本龍馬、高杉晋作、木戸孝允といった幕末から維新にかけての英傑たちが綺羅、星の如く並んでいます。

これは、宣教師のフルベッキ先生とその息子を囲んだ、いわゆる送別の写真で、とりかこむサムライ達は、佐賀藩が長崎に開いた藩校『到遠館』という英語学校の生徒達らしく、大隈重信や岩倉具視の息子たちが写っているのは事実ですが、西郷や坂本といった名前は誰かが後で故意に記入したもののようです。

ただ、英傑達の名前を割り振られた人の特徴がどこか本人と似ているところもあるので、ある意味信じたくもなる不思議な写真です。

この写真よく見ると石畳の小路が写っているから、お寺とか神社とかの広い所に壁を立て撮っているのがわかりますね。つまりは屋外で撮影されたものですね。

フルベッキさんのお子さんの顔がブレているので、じっとしていられなかったこともわかります。坂本龍馬さんなども恐らく同じ場所で写真を撮っているので、この場所が具体的に判明すれば、長崎の観光名所が一つ増えるのに残念です。

撮影したのは、上野彦馬写真館の方々なのですが、お世辞にもイケメンとは言い難いブーツを履いた被写体が、撮影からずっと後にこんなに有名人になるなんて思ってもみなかったのでしょうね。

最近の研究では、写真は明治元年もしくは2年に撮られたものらしいです。

だとすると、坂本龍馬、中岡慎太郎、高杉晋作が写っているのはヘンですね。

まあ、あれやこれやと何かと話題の多いこの写真ですが、最近も滑稽な説が出てきて、この写真に明治天皇になった人物が写っている。つまり、我々が明治天皇だと思っている人は実は替え玉で、この人物が山口県田布施町出身であることから、『田布施町の陰謀』というのがあるらしい。

であるからして、山口県出身の総理大臣は田布施町と関わりが深く、それは現在の某首相まで続いている・・・・。

ここまで来ると滑稽を通り越して、こんなストーリーを考え出せることにむしろ嫉妬すら覚える。歴史好きを称して、いい加減に自分勝手な推論をこのブログに書き綴っている私などは足元にも及ばないですね。

ただ、もし現在のJR田布施駅に『新幹線』が停車しているのなら、私もその意見に賛成しているところです。

結局、西郷さんの顔が知りたいってことですよね。その気持ちよーくわかりますよ。

さあ、お仕事始めましょうか。


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